ユカタンの伝統的な習慣

ユカタンには郷土料理を構成する何百という種類の料理の中で、曜日を代表するものとして知られている料理があります。

決まった曜日に決まった料理を食べるという習慣があるそうです。

家庭でも飲食店でも同じで、レストランでも曜日によって特別メニューをやっている所が多いです。

 

土曜日 Chocolomo(チョコロモ)

 

 

簡単に言うと牛肉の煮込み。

ラディッシュのサルサをかけて食べます。

基本的にはあまりレストランでは見かけませんでしたが、屋台などでは良く食べられます。

 

日曜日 Puchero de tres carnes(プチェロ)

 

牛肉、豚肉、鶏肉を一緒に煮込んだ贅沢な料理

野菜も沢山入っていて食べきれないくらいの量でした。

そして何よりもびっくりしたのが、バナナも一緒に煮込んでいるんです。このバナナは日本で食べられているバナナより甘くはないのですが、日本人の僕としてはバナナも煮込むというのはやはりびっくりします。

 

月曜日 Frijol con puerco(フリホールコンプエルコ)

 

豚肉を黒豆と一緒に煮込んだ料理です。

シンプルだけどとても味わい深くて美味しいです。

正直最初は味も想像出来るし、なんか普通だなと思っていたのですが、豚肉と豆というのはこんなに相性が良いんだと再発見した料理です。

今では凄く好きな一品。

火曜日から金曜日は家庭やレストランのシェフによって違うみたいでトラディショナルとして決まっているのはこの曜日くらいだそうです。