Marisqueria(マリスケリア)

メキシコのシーフードのお店、Marisqueria(マリスケリア)

 

メキシコでシーフードが食べれるお店は、Marisqueria(マリスケリア)と言います。シーフード屋さんって事ですね。

オアハカも面積は広いので海に面しているところもあるのですが、セントロは内地なので、車で6~7時間くらいかかります。

だから10年前はオアハカではそんなにシーフードが流通していなく、マリスケリアはあまり見かけなかったのですが今はシーフードのお店も増えたので今回は何件か行って勉強して来ました。

 

メキシコの人気料理、camarones al mojo de ajo(エビのニンニク炒め)

 

師匠のお店、ラ・カシータで1番人気のcamarones al mojo de ajo(僕たちは略してアルモッホと言っています)という料理があったので注文してみました。

簡単に言うとエビのにんにく炒めです。

日本やメキシコの高級なレストランでは殻を剥き、エビの頭もとって食べやすく提供したりするのですが、メキシコの街中ではこんな感じで頭付きでワイルドに提供されるのが一般的のようです。

それに実はal mojo(アルモッホ)と言うのが説明が難しいですが、素材から滲み出た旨味と言う意味で、本来al mojo de ajoはニンニクや素材などの旨味を引き出し、その旨味が詰まった油と一緒に提供されるべき料理。

日本でみなさんが知ってるアヒージョのような料理ですね。

師匠の店ラ・カシータではエビを炒めてエビやニンニクの旨味が出た油と一緒に提供していますし、本来はそう言う料理なのだと思いますが、街中の食堂では油と一緒に提供しているお店はほとんどありません。

有頭エビのアルモッホも頭から殻までとても美味しく頂きました。やっぱりエビは頭が美味いです。

 

日本でも人気の料理、アヒージョとは

 

元々スペインからの料理でスペイン語でajo(アホ)というのがニンニクという意味なので、ニンニクを使った料理がアヒージョになります。

日本でも最近はアヒージョの専門書なども出版されたくらいの人気の料理です。

アヒージョのオイルをバゲットをつけて楽しむ事も知られて来ましたし、だいぶアヒージョに関しての認知度も上がって来たように感じます。

ただメキシコのアヒージョはスペインのアヒージョとは一線を画していてニンニク以外にメキシコの唐辛子を使って旨味成分を出しています。

メキシコや中南米は元々の先住民の文化とスペインの文化が融合して生まれた文化です。

諸説ありますが、元々中南米の方では唐辛子の事を種類によってchile(チレ)とかaji(アヒ)と呼んでいて、そこから唐辛子を使った料理がアヒージョになったとも言われています。

それに僕がメキシコ人に聞いたのは、メキシコでは良くアヒージョにguajillo(ウアヒージョ)という種類の唐辛子を使うのですが、ajo+guajilloでアヒージョになったと言っていました。

ですからそれらの土着の文化とスペインの文化が混ざってメキシコのアヒージョはニンニクと唐辛子を使った料理になっているのではないかと推測されます。

 

メキシコの高級店と一般的な食堂の違い

 

僕が日本で教わって土台にあるのは、師匠が学んだメキシコシティの高級店の料理です。

アヒージョだけではなく、他の料理も街中の大衆料理とは結構違う部分もあったりします。

初めてメキシコを訪れた当初は日本で教わったものとちょっと違う部分も多く、戸惑った事もありました。

なぜなら自分は日本で1番のメキシコ料理店で勉強した、という自負もありましたしメキシコ料理を知っているつもりになっている部分があったと思います。

それに当初は知ってるつもりで実際に見なかった料理も沢山あるのですが、見直してみると実に興味深い事が沢山あったりしました。

やはり何かを学ぶ、という事は自分をクリーンにして1から学ぶという気持ちが大事ですね。

実際に何度もメキシコを訪れてみて段々と少しずつ食文化への理解も見えてきはじめ、だからこそ師匠の料理は本国メキシコの中でも凄いと思いますし、洗練されているんだな、と肌で感じます。

日本で師匠に教わった料理を大事にしながら、実際に自ら見たメキシコの今の姿を捉え、自分の中で昇華していこうと思っています。